本:ニワトリを殺すな Don’t Kill a Cock

ニワトリを殺すな

  • 著者/訳者:ケビン・D. ワン
  • 出版社:幻冬舎( 2003-03 )
  • 単行本:142 ページ
  • ISBN-10 : 4344003144
  • ISBN-13 : 9784344003149

「ニワトリを殺すな」という題名からは内容がつかみづらいが、要するに日本企業の問題、特に失敗を許さないこと、有意義な会議ができないこと、市場分析に偏重しすぎること、について書いた本である。内容は非常に読みやすく、分量も多くないため、1時間もあれば読み切ることができる。著者は外人で、本文中の会社も海外を舞台にしているが、内容はとても日本的であり、日本人が日本人向けに書いた本、という印象を受ける。

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支持率の無意味さ

支持率という言葉がある。

一番よく使われるのは内閣支持率。大抵、内閣が誕生したときに最も高く、その後は下がる一方だ。

支持率調査を企画する人、調査をする人、調査に答える人、結果を公表する人、結果を見る人。これらの人々は、支持率にどんな意味があるのか、考えたことはあるのだろうか?

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The longest story

先日の、テレビメディアの限界を書いていて、思った事。

テレビというメディアは、時間的な制約、多面的に見られないという制約、能動的に関わる事ができないという制約がある。録画でもしない限り、決まった時間にしか見る事が出来ない。また、放送時間も長くて2時間程度だ。放送内容は、番組制作者が解釈し、意図した内容であり、一面的だ。もちろん、多面的に分析している番組もあるが、それでもその番組の枠、制作者の枠を超える事はない。そして、自分が能動的に関わる事もない。

テレビが如何に素晴らしい物語を伝えようとしても、映像と音声を視聴者に届けるしかない。そして視聴者はそれを、目を開けて、口も開けて、ただ眺めるだけだ。テレビの限界、テレビが伝えることができる物語の限界、というものがある。

ならば、もっと素晴らしい物語、もっと大きな物語はないのだろうか?

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人口減少

人口問題:まとめ

人口減少自体は、それほど問題ではない。

人口減少は、“量”の変化ではあるが、“質”の変化ではない。もちろん、人口減少に付随するテクニカルな問題(下に詳述する)は存在するが、人口が半分になっても、生活水準が半分になるわけではない。GDPが半分になっても、収入が半分になるわけではない。

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