エンジニア冥利に尽きる人生
骨の髄まで車好きのエンジニアが、とことん車に向き合って、すべての情熱を車に注ぎ、素晴らしい仕事をして成功を掴み、数多の苦難に直面するもエンジニアとして十全に働き、多少の浮き沈みはあれど成功し続けるというストーリー。
本書が届いたときは、その厚さに驚いた。
国語辞典か聖書を間違って頼んでしまったのか?
この手の本にしてはページ数が多すぎる(656ページ!)。
どうせ、冗長な内容でページを水増ししているんだろうなと一瞬思ったが、読み始めてそれが全くの間違いということが分かった。
1ページ1ページにとてつもない情報・知識・情熱・面白さが詰まっている。
あまりに面白くて、600ページをあっという間に読んでしまった・・・
と言いたいところだが、あまりに1ページが濃密すぎ・面白すぎるので、なかなかページが進まない。
本書を購入したのは数年前だが、未だに読み切っていない。
ずっとリビングに置いてあり、時々思い出したように本書を読み始める。
ニューウェイの人生初期から、最近のF1での活躍まで、ランダムにチャプターを読む。
F1の歴史と変遷があり、その都度ニューウェイの立場や背景が変わるので、それぞれの時代で面白い。
が、あまりに熱量が多く面白いので、数ページ読んで満足して、本を閉じる。
そういったことをずっと繰り返している。
というか情報量が凄すぎる。
常人の数十倍の人生を生きているのではないだろうか。
私の人生なんて、この本の1チャプターに収まってしまいそうだ。
ニューウェイの人生とは比ぶべくも無いが、私も彼のように一つのことに夢中になって人生を駆け抜けたいものだ。