わくわくゲートとホンダ病

ステップワゴンのわくわくゲートについて一言

いかに便利な機能だろうと、リアの分割線デザインはあり得ない。
自分は4年前にミニバンを検討したときに、真っ先に候補リストから外した。
他にも、先々代のステップワゴンを乗っていたが、わくわくゲートを受け入れられずに他社のミニバンに乗り換えた人もいただろう。
わくわくゲートは便利な機能だが、そのデザインによって顧客を失うことは発売前から分かりきっている。

4年経って自分の目が慣れてきて、「変なデザインだけど、便利な機能なら乗り換えて試しても良いかな」と思うようになった。
そこで、新型ステップワゴンでの廃止。
自分は何の影響もないが、先代ステップワゴンでわくわくゲートを気に入って使っている人にとっては、新型ステップワゴンに乗り換える理由の一つが無くなった。
これを機に他社のミニバンに乗り換えてしまう人もいるだろう。

本当に良い機能だったら、最初に顧客を失うことになっても、継続的に採用し、改良を続け、ホンダミニバンの武器の一つと言えるまで磨き上げるべきだった。
わくわくゲート導入で顧客を失い、わくわくゲート廃止で顧客を失っている。
顧客喪失の往復ビンタ。

一つのことを継続的に取り組めない、ホンダ病の象徴のような機能だった。

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