2012年1月
超高速ニュートリノ
毛虫を操るウイルス
グラフェン
がんワクチン
ニューヨークはいかに犯罪を減らしたか
2011年8月
重力の話
大腸菌の一種は、40万Gの環境でも増殖可能、というお話。
ちなみに人間は数Gでも耐えられない。1.25Gで生活した実験では、被験者はわずか数時間で失神し、一時的に心肺停止状態になってしまったと。
宇宙に長期滞在した宇宙飛行士が、地球に帰還したとき、死にそうになったという話は聞かない。そう考えると、1Gちょっとなら耐えられそうな気がする。だけど、高重力による循環動態への影響(足先の血液を心臓まで戻すのは、かなり負荷がかかりそう)を考えると、1Gちょっとでも結構厳しいような気もする。
2012年1月
超高速ニュートリノ
非常に興味深い実験結果。
「ニュートリノが光より早く移動すると、低速の粒子を放出してエネルギーを失い、軌跡を残すはず」という反論もある。
が、超高速という実験結果には真正面からの反論でない。実験が正しいかどうかは不明だが、どうなるか楽しみ。
2012年6月、否定的に解決。光ケーブルの接続不良や、ニュートリノ検出器の精度に問題があった、との事。
毛虫を操るウイルス
マイマイガを自滅させるウイルスの話。マイマイガがウイルスに感染すると、マイマイガの体内でウイルスが増殖し、マイマイガを木のてっぺんに登らせる。木に登ったところで、マイマイガが力尽き、体の中からウイルスが出てきて、また次のマイマイガに感染する。
ウイルスが自分に都合が良いように、生物を操っている。
人間も数多のウイルスに感染する。人間も、ウイルスに操作されている事があるのだろうか?
風邪の咳は、のどの炎症によるものか、それともウイルスが咳をさせているのか。
グラフェン
サランラップ1枚の厚さのグラフェンシートを突き破るには、象1頭を鉛筆の上に立たせてバランスを取る必要がある。
実現するかどうかは分からないが、今までと桁違いの強度をもつ素材を想像することはとても面白い。
がんワクチン
考え方としては面白いが、生物が何億年かけても克服できなかった問題が容易に克服できるとは考えにくい。
そもそも克服すべき問題かどうかも分からない。
ニューヨークはいかに犯罪を減らしたか
結局、貧困とか失業とかは関係なく、警察官を増やして身近にするということ。警官の存在が大切。