DIY:キーボードスライド

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集成材とスライドレールを組み合わせ、スライドするキーボード台(PC用)を作成した。

材料

ナラ 集成材フリーカット 25x250x700mm 1枚(マルトクショップで購入)
和信ペイント 水性ウレタンニス(エボニー)
スライドレール 8150-14(CHOBEY.comで購入)

構造

集成材の両側に、スライドレールを取り付ける。スライドレール自体を、テーブルの下面にネジで固定。

強度計算

ナラ集成材のヤング率を10500 N/m3、長さ700mm、奥行き250mm、厚さ25mmとして計算。両持ち梁(集中荷重)として、荷重500Nで、最大たわみ1.05mm、最大応力3.36N/mm2。

強度計算 DIY:キーボードスライド

加工

キーボードスライドを引っ張る時、指が引っかかるように、キーボードスライド下面に溝を作った。電動トリマー+ストレートビットで、手前23mmから53mmまで、深さ14mm。

その後、オービタルサンダーでサンディング。塗装は、水性ウレタンニスを塗布→乾燥→サンディング、を4回ほど繰り返した。

塗装が完了したら、集成材の両側に穴を空け、スライドレールをネジ止め。次に集成材+スライドレールをテーブル下面に当てて、ネジ止めする位置をマーキング。そして、マーキングした場所に穴を空け、スライドレールをネジで固定した。

写真

感想

例の如く、ものすごい頑丈。子供がぶら下がっても大丈夫かもしれない。

スライド自体は、非常にスムーズで全く問題はない。

一番の難所は、テーブルにスライドレールを取り付ける場所のマーキング(テーブルは固定されているため、下から集成材+スライドレールを当ててマーキングする必要がある)だったが、なんとか終了。マーキング位置や穴あけ位置の多少の誤差はあったが、スライドレール固定具の穴の数に余裕があったため、多めに穴あけして、一番良い穴だけ使用した。

振り返り

  • 電動トリマーを使用するのが初めてだったので、溝の出来がイマイチ。
  • ストレートガイドの締め付けが不十分だったため、途中で緩み、溝が曲がってしまった。しっかり締め付ける。
  • 電動トリマーは進行方向の左に曲がる性質がある。ガイドは右側に装着する。
  • 連続使用したため、ビットが過熱し、緩んで脱落・深い穴が空いてしまった。時々休ませて、モーターやビットの温度を下げるようにする。ちなみに、深い穴はボンドで補充。塗装したら、あまり目立たなくなった。
  • 水引き(仕上げ前に、材の表面を水で湿らすこと)がいい加減だったため、多少毛羽立ちがあった。焦らず、しっかりと。

工具

BOSCH パワートリマー PMR500
BOSCH オービタルサンダーPRO GSS23AE/MF

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